こんにちは!ウチの部屋へようこそ!
今回は、ガンプラについての話題です。
その中でも、「リアルグレード」、通称”RG”についてお話します。
このカテゴリーは、リアルを追求した、バンダイのガンプラ30年の技術が凝集されたどれも素晴らしいキットです。
今回は僕が組み立てたRGの中での、おすすめのキットをご紹介していきたいと思います。
全てのRGを網羅しているわけではないので、あらかじめご承知おきいただければと思います。
それでは、
「ガンプラRGのおすすめ5選! 20体組み立てた僕のランキング!」
行ってみましょう!
ガンプラRGのおすすめのポイント!
僕が今まで組み立てた中で、次のポイントについて私的なランキングをつけました!
- 組み立てやすさ
- ディテール、造形の出来
- 素組みでの色分け
- ギミックの充実度
- ポージングのしやすさ 接地性
- コスパの良さ
なお、コメントは、私見に偏っております。
あらかじめ、ご容赦くださいませ。
第5位 RX-78-2 ガンダム
このキットはRGの第1弾として2010年7月にリリースされました。
価格は2,750円で、これがRGにおける標準的な価格となります。
10年ほど前のキットですので、今見ると「あれ?」という点もありますが、このキットがなければこのシリーズそのものがないわけです。
初めて組んだ時は、「ここまで可動するのか?」ということに驚きました!
良い点は、
- アドバンスドMSジョイントに各パーツを組み付けていく楽しさ
- 可動範囲の広さ
- 外装パーツの色分けの多彩さ
- 武器パーツの豊富さ
- 合体ギミック搭載
逆に気になった点は、
- 接地性が今一つで、自立が難しい
- 細かいパーツが多く、紛失、破損のリスクが高い
- 外装パーツがポロポロ外れる箇所が見受けられる
- ハンドパーツの保持力が小さく、武器をきちんと持てない
第1弾としての宿命ですが、ここからリアルグレードはどんどん改良されていきます。
第4位 MSZ-006 ゼータガンダム
出ました、完全変形!
ということで、このキット一番の推しは、何と言ってもこの大きさでの、「設定通りの」完全変形でしょう!
このキットは2012年11月、RGの第10弾として発売されました。
価格は3,300円と、この頃のRGにしては高めです。
良い点は、
- 差し替えなしの完全変形が可能
- ディテール、造形の細かさ
- 素組みでの色分けの多彩さ
- 全身が細くまとめられていてスタイリッシュ
しかし、変形の弊害の為、
- 全体の作りが脆弱
- アドバンスドMSジョイントが破損しやすい
- ポージング、自立が困難
などの問題点があります。
解決策としては、
- 組み立て時にアドバンスドMSジョイントをよく動かして、「準備運動」をさせておく
- ポージングにはアクションベースを購入
これで問題は多少軽減されると思います。
このサイズにこのギミック、バンダイさんの驚異の技術力です。
一度体験してみてはいかがでしょうか?
なお、変形、組み立て時に破損が多いのは肩関節回り、腰部、股関節周りです。
組み立て時はどうぞ慎重に。
第3位 MSN-04 サザビー
RGの「リアルを再現」というテーマの頂点に達した一つ、と言ってもいいキットです。
発売は2018年8月、第29弾と、最近の部類に入ると思います。
価格は4,950円と、このカテゴリーにしては高めですが、組みあがった時の満足感、爽快感は格別のものがあります。
迷っている方には強くおすすめの一品です。
良い点は、
- マッシブな体型 抜群のプロポーション
- 素組みでも色分けが多彩
- 造形、ディテールが細やか
- 驚異の可動範囲
反面、難点がないわけではありません。
- 「意外に」接地性が良くない(造形の為か、後ろ荷重になってしまう)
- 可動範囲が広いために、逆にポージングが決めづらい
- 肩関節に難あり?
とはいえ、良い点を逆から見たら、「こういう言い方も出来る」ということです。
③については、肩関節は複数軸の引き出し式関節ともいえる複雑な構造です。
可動域は広いのですが、迂闊に動かすと、あっさり折れてしまいます。
組み立て、可動時には注意が必要な個所です。
赤い彗星、最後の乗機をその手で再現してみませんか?
第2位 RX-178 ガンダム Mk-Ⅱ
2012年4月、5月にそれぞれティターンズ、エウーゴ仕様のカラーバリエーション2種としてリリースされました。価格は2,750円です。
第7、8弾の発売で古い部類に属しますが、RG初期の傑作と言っていいでしょう。
ティターンズ仕様には肩、胸、脛の一部を変更してテスト機を再現できるパーツが付属しています。
良い点は、
- プロポーションが秀逸 マッシブなスタイルを再現
- 可動範囲が広く、ポージングが容易に決まる
- 自立性、接地性が良い
- パネルライン、ディテール、外装パーツの造形が素晴らしい
- アドバンスドMSジョイントにパーツを組み付けていく過程が、設定に即したムーバブルフレームに外装を取り付ける「リアルな組み立て」を楽しめる
唯一の難点と言えるのが、メッシュパーツが扱いづらいことです。
このメッシュパーツは、バックパック、膝の裏側、ふくらはぎの下部に使用されています。
何回も取り付け、取り外しを繰り返すと、端が段々とほつれてきます。
一回で決めてしまいしょう。
ちょっとしたコツをつかめば難なく行けるハズです。
個人的には、ティターンズ仕様のガンダムMk-Ⅱがおすすめです。
悪役っぽい、渋い色味でとてもカッコいいです。
第1位 RX-93 ν(ニュー)ガンダム
最後はこの人気機体です。
発売は2019年8月、リアルグレード第32弾として発売されました。
価格は4,620円で、サザビー同様お高めですが、コスパは最高です!
人気の高い機体の為か、バンダイさんの力の入れ方がハンパないです(笑)
特徴は、
- 豊富な可動域とプロポーションの両立
- 外装パーツのディテール、色分けが素晴らしい
- パーツが多い割に組み立てやすい
肩関節はサザビーと似た機構ですが、更に一段階進化している印象です。
プロポーションに関しては細身のボディラインで手足が長い、いわゆるモデル体型です。
これが物足りない、という見方もあるようです。
解釈の違いはあれど、個人的には、RGカテゴリーの頂点に位置するキットの一つだと考えています。
組み立てやすい部類に入るので、久しぶりにガンプラでも…という復帰モデラーさんにも、もちろん初心者さんにもおすすめの一品です。
「νガンダムは伊達じゃない!」という言葉通りです。
以上、僕のおすすめベスト5でした!
ガンプラのRGの特徴!おすすめの点について
ここからは、リアルグレード、RGというカテゴリーの特徴について触れたいと思います。
上述の通り、2010年の7月に”RX-78-2 ガンダム”がリリースされ、2021年6月にウイングガンダム、9月に待望のHi-νガンダムがリリース予定です。
順番とおりだと、Hi-νガンダムが、RG第36弾になりますね。
今までのプラモデル、ガンプラとの差に驚く方もいらっしゃるかもしれません。
この「組み立て体験」は、本当にクセになります。
簡単ですが、その特徴をまとめてみます。
パーツの多さの理由
ひとつのキットで200~300くらいのパーツがあるそうです。
ざっくり、四肢で30~50くらいでしょうか。
組み始めると、だんだんとRGのペースに慣れてきます。
細かくパーツを分けた恩恵として、
- 色分けがほぼ完ぺき
- 外装パーツの色味を微妙に変えて情報量を付加
- 造形のシャープさが表現
- 可動域が大きくなり、様々なポージングが可能
じわじわ出来上がっていく様、手の中で形作られて行くプロセスが本当に楽しくなってきます。
あなたもRG、始めてみませんか?
初期の問題点
初期のころはウリのひとつ、アドバンスドMSジョイントが可動させたら折れてしまった、そもそも動くべき部分が動かない、という問題がありました。
パーツ構成では、細いパーツ、小さいパーツなどが多く、組み立てていく際、なくしてしまった、壊してしまったということもしばしば。
やっと組み立てたと思ったら何回組み合わせても、ポロッ、とパーツが落ちてしまうとか、動かすたびに決まってパーツが取れてしまうことがありました。
この問題も徐々に解消され、体感としては第11弾のデスティニーガンダム辺りから大分減ったのでは?と感じます。
第10弾のゼータガンダムくらいまでがRG黎明期、という個人的なイメージです。
最初からパーツに問題があった場合の対応
「袋を開けた段階でアドバンスドMSジョイントに欠陥がある」場合は、その旨をメモ書きし、問題のあるパーツを同封して、交換してもらうことが可能です。
実際に僕が初めて作製したRX-78-2 ガンダムの、右足のアドバンスドMSジョイントの膝部分が可動しませんでした。
その旨をメモ書きし、有償でパーツ別注をお願いしたところ、交換パーツと共に代金を切手で返送して頂きました。無償提供という形ですね。
ゼータガンダムの右ひじのアドバンスドMSジョイントが曲がり切らない、ということもありました。
この時は僕が多少組み立て経験があったために、パーツを少し削り込んで何とかしようとしたのですが、やはり、うまく修復することが出来ませんでした。
この場合は「パーツに手を加えたため」、別途注文の有償交換となりました。
問題を発見した場合、自分で何とかしようとせずに、メーカーさんに問い合わせをしましょう。
ディテールの細かさ、色分けの多彩さに驚き!
”リアル”をコンセプトにしているカテゴリーですから、組み立てると見えなくなる部分にも細やかな造形が見られます。
見えなくなる部分のディテールを眺めながら、そこに外装パーツを組み付ける…究極の自己満足ですよね(笑)
このディテール、色分けをさらに生かすために、スミ入れ、トップコートの2ステップの作業を加えるだけでも、ぐんと見映えも満足感もあがります。
「苦労して作った甲斐があったぜ!」
と、きっと、応えてくれるはずです。
ワクワクする体験は、クセになること請け合いです。
ギミックはサービス精神満点!
様々なギミックが備わっているキットも多く発売されています。
- エールストライクガンダムのストライカーパックの合体、交換
- ゼータガンダムの変形
- GP-01の合体、分離
- ダブルオーライザーのダブルオーガンダム本体とオーライザーの分離、合体
- ユニコーンガンダム、バンシィの変身
これが全てではなく、ギミック搭載はまだまだリリースされています。
手に取って見て触って体感してもらえれば、と思います。
ガンプラRGのおすすめ:まとめ
ガンプラ誕生30周年を記念して始まったカテゴリー、RG、リアルグレードがリリースされてから早いもので11年目ですが、それでも進化の途上だと思います。
今回は割愛しましたが、おすすめのキットが沢山のカテゴリーです。
リリース予定の最新キット、ウイングガンダム、Hi-νガンダムも期待大です!
今回は
「ガンプラRGのおすすめ5選! 20体組み立てた僕のランキング!」
と題してお話させていただきました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「ガンプラは自由だ!」(メイジン・カワグチ)